昨日読み終わった一冊の本。
『ゆるめる・温める・巡らせる』
これがとても、素晴らしい本でした。
植物のちからであらゆる不調を整える、いわゆるフィトテラピーの本なんですが何が素晴らしいって、あんなにも魂のこもった本はあんまりない気がします。
著者、鈴木七重さんの後書きを読むと、この本を書くのに相当な時間と精神を費やされた事が読み取れ、とても納得しました。
これは素晴らしい本に出会ってしまった。。
今回はそんな本のご紹介です。
【ゆるめる・温める・巡らせる】で学べること

この本で紹介されているのはタイトルの通り「ゆるめる・温める・巡らせる」3つの循環ケア。
それぞれに最適なハーブ、精油の種類も紹介されていて、一覧で見ることができます。
またハーブの選び方から、ハーブティーの入れ方、それぞれの不調に適したボディーワークなど、使い方や効能が懇切丁寧に、痒いところに手が届くように解説されています。
この一冊が手元にあれば、それ関連のことは8割型分かるんじゃないかと言うくらいの情報量。
特にど素人の私のような人間には非常にありがたく、それなりに知識のある方でも、教科書として置いておきたい、そんな為になる一冊だと思います。
「ゆるめる・温める・巡らせる」を読んで実践したいと思った事
この本を読んで真っ先に取り入れてみたいと思ったこと。
それは足湯です。
精油を垂らすもよし、フレッシュでもドライでも、ハーブを浮かべるもよし。
欲しい効能や、自分がいい香りだと感じるものを使い、温めることで血の巡りを良くする。
本に載っていた写真があまりに素敵で、ちょうど友人から誕生日プレゼントは何が良いかと聞いて貰っているところだったので、一つ一つ手彫りだと言う、素敵なフットバスをお願いしました。



次にアロマミストやロールオンアロマ。
どうも私の症状にはラベンダーが合いそうだったので、さっそくミストをゲット(^_^)
たまたま先日行った、睡眠に特化したマッサージサロンで、ヒノキとラベンダーが入ったミストを見つけたので、タイミングが良すぎて、これは買えってことよね。と、お告げを感じて購入しました。
なんだか心がそわそわ、イライラしてしまった時や、よる寝る前のより深くリラックスしたい時に使うと、自然と呼吸が深まり、心が穏やかになるのを感じることができます。
他にもキッチンハーブを育てたり、ハーブティーを飲んでみたり、どれも面倒に思わず、やってみたい!と思えるのはきっと本の紹介が良かったから。
これから少しずつ取り入れていきたいと思います。
「ゆるめる・温める・巡らせる」の素晴らしいところ
この本の素晴らしいところ。
それは分かりやすく、情報量が充実していることはもちろん、様々な知識を教えてくれている間中ずっと、生命であり、地球であり、この世界の繋がりと言うものを説いてくれているということ。
まるで哲学書のような、そんな大きなオーラを纏った凄みがあります。
植物の恩恵を受けて体調を整えるということは、やはり私たちも自然の一部であり、それを忘れてはいけないということを思い出させてくれました。
本自体のボリュームもあるので、一冊読み終わると、『おお、凄いものを読んだな』と言う感覚になります。
本の表紙しかり、本の中に差し込まれた写真にも、登場するモデルさんにもオーラがあり、世界観とマッチしていて完成度の高さが本当に素晴らしい一冊です。
素晴らしい一冊に出会って

教科書のようでもあり、哲学書のようでもあり、それでいて写真集のようでもある。
なんとも心地よく、たくさんの事を教えてくれる一冊に出会えました。
良い本に出会うと、嬉しくなる。
また一冊、本当に繰り返し読みたい本だけが並ぶ、私の本棚に仲間が増えました。
魂の宿った本に出会いたい方は、是非とも手に取ってみる事をおすすめします。

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