尼崎市の小田南公園で開催された“エシカルヴィーガンフェス”へ初めて行ってきました。

美味しいヴィーガンフードが盛りだくさん!
こちらのフェスでは40近くの出店があり、フードも豊富。
まずは腹ごしらえに出かけます。


最初に食べたのはPIVOTさんのヘルシー唐揚げサンドmini。
唐揚げってなかなか家では面倒でしないので、こういうところで食べられるのは至福です。。
大豆ミートの唐揚げと彩り豊かなたっぷりの野菜がサイコウ。



しょっぱい後はもちろん甘いの、、ってことで、初めてお見かけしたゴールドファラフェルさんのひよこ豆のドーナツを。
サーターアンダギーみたいな見た目の丸くておっきなドーナツ。
外はさっくり、中はモッチモチで重たすぎずにとっても美味。
お店の方おすすめの塩味がドーナツの甘さに絶妙マッチで間違いないお味でした。
美味しすぎてもう一度買いに行くとSOLDOUT。
大人気です。


最後に食べたのはプラントラックさんのヴィーガン味噌カツバーガー。
こちらはおからこんにゃくを使ったオリエンタルヴィーガン仕様とのことでした。
プラントラックさんは私が今まで食べたヴィーガンバーガーの中で、ナンバーワンに美味しいと思ったお店。
味噌カツ食べたいなあー、ヴィーガンの味噌カツってないよなぁ、作れば良いねんけどめんどくさいしなぁー。なんて前日にぼやいていたところだったので、見つけたときは感動のあまり飛びつきました。
次はぜひユーリンチーもお願いいたします。(ユーリンチーもずっと食べたい)
ずっと探していたオーガニックコットンのレッグウォーマーをゲット
フード以外にも雑貨のお店がいくつかあり、その中で巡り合った村上メリヤスさん。
奈良県でご自身たちで編んで作っているというオーガニックコットンの衣料雑貨のお店で、無農薬栽培で自ら綿も育てているとのことでした。
冷え性でいつも足首が冷たくなるわたしは、ここ数年オーガニックコットンの、ええ感じのレッグウォーマーが欲しい。。と願い続けていたので、この出会いは感激でした。
レッグウォーマーだけでも長さや編み方、色、模様などたくさん種類があり、わくわく。
私は一番長くて、つま先だけを出せるタイプのものに。
早速使っていますが履き心地も最高で、これは一生お世話になること確定です。
ちなみにこの美しいベージュは、白いコットンと、茶色のコットンを交互に編むことでこの色味になっており、染色もしていないとのこと。
そんなお話を聞くと、さらに愛おしく、暖かく感じます。



いま思う、社会問題との向き合いかた
今回のエシカルヴィーガンフェスでは、フードや雑貨などのほかにも、環境や動物に関する掲示、お話会などが行われていました。
わたし自身、工場畜産を知ることでお肉を食べなくなったり、環境問題を知る中でオーガニックのものを選ぶようになったりと“社会で起きている問題”に目をむけ、知ることで変化してきました。
そんな中で“知ることは大切”だと思う一方、向き合いかたについて悩むことがあるというのも事実です。
世の中には数え切れないほどの問題があって、数え切れないほどの悲劇があります。
自分にできることを、できるだけしたい。
そう思ったとき、どこまで向き合い取り組むことが、自分のできることなのか、難しいなと感じます。
大切なのは自分の心に従うこと
そんなふうに思う中で、わたし自身が答えとして行き着いたのは、社会問題の向き合いかたに一つの正解はなく、大切なのは自分の心に従って行動するということです。
心と行動にズレがあると、それはきっと続けることができません。
人から見て極端だと思われても、自分の心が納得していればそれが正解だし、人から見てもっとやるべきだと言われても、心が納得できなければそれ以上をする必要はないと思います。
行動の大小を問う必要はなく、心に従って動くことが社会問題に取り組みながら、幸せに生きていけるバランスなんだと思っています。
何に取り組むかは自分で選べばいい
たくさんの問題がある中で、自分は何にフォーカスしたいのか、それともできる限り広く意識を向け、フレキシブルでいたいのか。
動物のことに取り組めば「人間も大変なのに」と言われ、海外の問題に取り組めば「まずは日本国内のことに目を向けるべきだ」とそんな声もあるかもしれません。
ですが自分が心を痛め、取り組みたいと思った問題にそれぞれの方法で、それぞれが向き合っていけば良いんだと思います。
そんな中で他の問題に取り組む人や、自分とは違う方法で取り組む人のことも尊重することが理想的な形なのではないでしょうか。
苦しみがあるのなら、そこに優先順位は存在しないと思っています。
社会問題に無関心でいるのは悪いこと?
正直どんな問題であれ、社会にある苦しみと向き合うことは心が消耗し、ときに落ち込んでしまうものだと思います。
日々の仕事、日々の生活を送る中で、自分自身を保つことが精一杯で社会問題にまで気がまわらない、知ったとしても何もできない、気づかない、知りたくない。
そんな方のほうが多いかもしれません。
じゃあ、何もしないから悪なのか?
その答えはノーだと思っています。
確かに環境の問題にしても、動物の問題にしても、貧困の問題にしても、全ては繋がっていて、この社会で生きている限り関係のない人はいないのかもしれません。
そこに向き合わないことを無責任だと非難することは簡単ですが、誰しもが完璧ではない以上、それは自分自身を非難することでもあると気が付かなければいけないように思います。
日々の生活に向き合い、自分自身を保つために努力する。
大きな社会問題と呼ばれるものでなくても、日々の中には小さな問題がたくさんあり、その中で自分自身を励まし、守ることは最も重要なことだと思います。
そうして自分が整い余裕が生まれたとき、心の中で人生の中の数%を自分以外のものに向けたくなるのかもしれません。
“自分を大切にすることは、大切な人を大切にすること”
ここ数年はそのことに気がつき、ときには自分を整えることに集中し、ときには心に従って社会と向き合うようにしています。
改めて社会問題との関わりかたについて考える機会をくれたエシカルヴィーガンフェスでした。
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