なんか面白そう、と思って手に取った一冊。
軽い気持ちでさくっと読めて、へぇ〜!と学べ、気軽に取り入れられるラジオ習慣を提案してくれる本です。
学びと感想を記録します☺︎

ストレスに強くなるカギは、想像力を鍛えること
「現代人は情報の80〜90%は視覚から得ている」というデータもあるほどに、視覚に頼りすぎることで想像力が低下しイライラや不安を感じやすくなっているそうです。
反対に想像力を鍛えることができれば、ストレスに強い心と体を手に入れられる。
その手助けになってくれるのが“ラジオ”ということです。
これはラジオを聴くことによって、脳の前頭前野が刺激され、想像力・感情のコントロール・記憶力・注意力が鍛えられることと
脳は一つのことに集中する特徴がある中で、他のこともするという負荷をかけることで、脳が鍛えられるということです。
ラジオ以外でも手書きで文字を書く・小説を読む・瞑想をすることなどが脳を鍛え、ココロにも良い効果をもたらしてくれる
右脳を刺激すると、幸せ回路が回り出す

論理的作業、計算処理などで左脳を刺激すると交感神経がはたらき、酷使しすぎることは鬱やストレスにつながります。
感覚的作業や音楽を聴くなどで右脳を刺激すると副交感神経が優位になり、癒され幸せ回路が回り出します。
幸せ回路は回す回数が多いほど回りやすくなるので、些細なことでもひとつでも多く幸せを作って感じることが大切だと紹介されています。
ちなみに右脳を活性させるラジオとしておすすめされているのがクラシック・ジャズ・洋楽・川柳・落語・芸術でした。
同じことをやっていても、幸せな人と不幸な人はいる
左脳を使いすぎる傾向がある日本人は、右脳を使うことで左右のバランスをとる必要がある
そうすれば体内環境を整えてくれる自律神経のバランスも良くなり、ストレスがスッと消えていく
ラジオは「前向きな現実逃避」「ココロのシェルター」に
ラジオはココロの疲れをそっと取り除く|感想
SNSにテレビ、Youtubeに読書など日常の大半が視覚からの情報で、左脳を使う=交感神経が優位になることばかりに時間を費やしていたことに気がつきました。
これからはラジオや音楽を聴いたり、瞑想したり、芸術に触れたりと、頑張らずに癒す脳である右脳も刺激できるような時間を積極的に取っていきたいと思います。
脳とココロの仕組みについて、ゆるりと優しく教えてくれる本です。
気になった方は是非読んでみてくださいね。
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