2ヶ月ほど前のこと。
変わらず美しい長谷川潤ちゃんとハイセンスなブラウンのヨガウェア、シックな色合いがすてきな雑誌HONEYの表紙が目にとまり、パラパラと眺めていると、そこには雑誌の域を超えているような、美しい地球の写真が載せられていました。
色鮮やかで、さまざまな角度から映し出された海と生き物の写真。
光と水、自然界を悠々と泳ぐまるでアートのような魚たち。
一瞬で心を奪われ、自分の目が輝くのを感じながら撮影者の名前を探すとそこには高砂淳二の文字がありました。
さっそく調べてみると、高砂淳二さんは世界中の海で水中写真を多く撮影しているネイチャーフォトグラファーとのこと。
自然や動物が大好きな私にとって、高砂さんの写真は感動とワクワクそのもので〝地球の美しさを、こんなアートのような写真でわたしも映し出せるようになりたい〟そんな衝動に駆られカメラや写真について調べる日々がスタートしました。
ネイチャーフォトグラファー高砂淳二さんの写真の魅力
写真のテクニックやカメラ機材については全く知識のない状態だったわたしが、ただただ直感的に心を奪われた高砂さんの写真。
美容師時代はセンスを磨くためにと、いろんなフォトグラファーさんの写真集をみたり、毎月何冊もの雑誌を読み漁ったものですが、こんなにも〝好きだな〟と感性に響いたのはライアンマッギンレーの写真集以来だったように思います。
高砂さんの写真のどんな部分が自分にとって特別だったのか?
まずはもっと写真を見たいと思い、近くの図書館で3冊の写真集を借りて、別館にある4冊の写真集も予約しました。
YouTubeで調べてみると、最近発売された写真集ALOHA美しきハワイをめぐる旅についてのインタビュー動画を見ることができ、その人柄の柔らかさから、きっと純粋に自然が好きで、感受性の豊かな人なんだろうなと勝手に想像していました。
借りた写真集には言葉が多く綴られていて、そこには自然に対する敬意を多く含んだ、高砂さんのカメラを通して、自然や動物と向き合う姿勢がありました。
わたしが感じた写真自体の特徴を一言で表すと〝綺麗すぎない、心が動いたままに撮った写真〟といったイメージ。
ブレやノイズの含まれる写真もあり、決して綺麗に整っただけじゃない、だけど誰よりもそのレンズに映った海を、自然を、生き物たちの美しい瞬間を映し出している写真。
プロのカメラマンとして技術が素晴らしいのはもちろん、ただただ整った綺麗な写真にならないのは、高砂さんの自然を見る目、感じる目なのかなと思い、その魅力に一人納得したのでした。
ミラーレス一眼デビューはOLYMPUS10年前のフラッグシップ機とオールドレンズ
さっそく写真を撮りたい!ということで購入したのはOLYMPUS10年前のフラッグシップ機であるOD-M EM-1。
レンズはオールドレンズの王道スーパータクマー。
カメラセンサーがマイクロフォーサーズなのでレンズは一番有名な35mmではなく28mmに。
もちろん最新のフルサイズカメラに憧れた訳ですが、レンズと合わせると有に30万円を超えそうだった事と、初心者には大体のカメラがオーバースペックだというカメラ系ユーチューバーさんの言葉を信じて、すぐに手が出る価格帯で自分の気にいるものを探しました。
カメラが手元にやってきてまだ3週間ほどですが、とてもしっくり気に入っています。
機材についての詳しいお話などはまた次回。
高砂さんの写真のように、アートで美しい地球を映し出すべく、カメラライフを楽しんでいこうと思います。



EM-1で初めての撮影。マニュアルフォーカスなのでピント合わせから難しい。けど楽しいお写んぽでした。
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